本日蘭奢待でテレビ朝日さんの「裸の少年」の撮影がありました。
私も見学しに行く予定だったのですが、急用ではずされてしまいとても残念でした。
道場六三郎さんがいらっしゃるということで、
道場さんとは40年来旧知の仲の河野先生(うちの料理顧問をしてくださっている)がきてくださりました。
とても親子丼をほめていただいたそうで蘭奢待、初代親子丼師の僕としてもとても嬉しかったです。
厚生労働省によって「現代の名工」と表彰されている日本料理の大家が
同時に二人でお酒を酌み交わす姿がうちの店で見られるってのは異様だよなぁ。
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とんかつ いもや
ウマイです。とんかつ定食700円とともに、本物のおいしいトンカツといえます。
ちなみに神保町には、てんぷらいもや、天丼いもや といもやシリーズがありますが、少なくとも天丼いもやの天丼(500円)は盛りはいいが、あれは本物のテンプラではないし、あまり美味しくありませぬ。よって行きませぬ。人気店ですけどね。
神保町:キッチン南海本店
今週は
ラーメン二郎神田神保町店
親子丼修業
蘭奢待(らんじゃたい)
蘭奢待(らんじゃたいと読む)とは、天下の名香として知られる黄熟香の別称で、正倉院に収められている。
詳しくは
東南アジア産の沈香という高級香木で奈良・正倉院所蔵の香木。正式名称は「黄熟香」で長さ156cm最大径43cm、重量11.6kgの錐形の香の原木。正倉院には九世紀に納められたとする説があり、蘭奢待はそれぞれ東大寺の文字が潜んだ香名で知られている。古くからこの香に魅せられた人が多く、室町時代以降、足利義政や織田信長・明治天皇が一部を切り取ったとされ、紙を張ってそれぞれの切り取り後を示している(尖頭部近くが明治天皇、中央部より錐尾寄りに信長・義政)。香の種類は「沈香」の中でもとくに高級な「伽羅」と伝えられてきたが、実際には沈香かどうかは分からなかった。が、宮内庁正倉院事務所の科学調査によって香気成分の組成が沈香と同じであることが確認された。調査に当たった米田該典大阪大学薬学部助教授(薬用植物学)によると「香は年月を経ると香気を失うのが一般的だが蘭奢待は1200年間も香りを保ち続けてきた。こんなに豊かな薫が残っているのは驚きだ」と話している。【朝日新聞1996/12/14夕刊】
蘭奢待
よくみると、確かに文字の中に「東大寺」が含まれている。
この蘭奢待だけど、源頼朝以来の慣習として、天下人が朝廷の許勅を得て切りとってきたと言われてて、織田信長も天正二年(1574年)に切り取り、今井宗久、津田宗及、千利休という茶道のエライ人に与えたなどのロマン溢れるエピソードがある。(当時の流行ではあるが、単なる新興の芸術にすぎない茶道に信長がいかに力を入れていたかがわかる)