ガリア戦記 カエサル著

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ガリア戦記買いました。2000年以上前にカエサルがローマの人に向けて書いたという、戦闘記録です。っていうかカエサルだよ!?
帝王切開(カエサリアンの訳?)で日本語にさえ影響を与えているユリウス・カエサルですが、イタリアの教科書では

「リーダーの資質とは、知力・説得力・肉体の耐久力・自己制御の能力・持続する意思である。カエサルだけがこれらを全部もっていた」塩野七生の著書より

と書かれているほどのドエライ人。カエサルが書いた本が読めるなんて信じられない。
ガリア戦記とは

前58年以降、数年にわたりカエサル率いるローマ軍が、ガリアからブリタニアにいたる広範な地域をローマの勢力下におこうとして遠征を試みた貴重な記録である。当時のガリアやゲルマニアの情勢を知る上で必読の書として知られ、また、カエサル自身の手になるラテン語で書かれた簡潔にして流暢な文体は、文学的にも高い評価を受けている。タキトゥスの『ゲルマニア』とならぶ古代研究の最重要史料。

といった感じ。
自分を三人称単数でカエサルと呼び、客観的な視点っぽく描写してます。
読むにあたって当時のローマ人には常識だったことが、平然とでてきているので、ちょっとした基礎知識がいるかも。クラッススとかスッラとか普通に出てきます。
私は「ローマ人の物語」を参考書に読んでいます。
2000年前の大ベストセラーをじっくり読もうと思います。(本業ドコイッタ